⑦「筋肉のギャップ萌え?」

  実は私の掲げる「3大理論」に欠かせないものとして「パーソナル・ストレッチ」があげられます。パフォーマンスを向上させるためには「筋肉のギャップ萌え」がポイントと考えているためです。

 

 例えば良い人が良い事しても当たり前に受け取られがちですが、一見悪そうな人が良い事をすると「こんな一面あったんだ」と感心してもらえます。筋力も同じだと思っています。例えば筋力があって100の力を出せる人がいるとします。しかし普段から80の力を発揮していると、80→100で20の力しか発揮できません。

 しかし60の力しか使えない人でも、脱力で20にすることができたら、20→60で40の力を発揮することができます。力のある人に最大値では勝てないかもしれませんが、このギャップを利用することで勝つ方法が見いだせると考えています。これを私は「筋肉のギャップ萌え」と呼んでいます。そのため「上手に脱力させる=筋肉を柔らかくする」ことを考えました。その答えの1つとしてストレッチの中でも「パーソナル・ストレッチ」に着目しています。

 

 パーソナル・ストレッチはセルフ・ストレッチでは決して達することができない柔らかさを実現することができます。そのため、大学の教員を一度辞めてプロのスポーツトレーナーになり、学び・経験を積んだ時期があります。パーソナル・ストレッチを実際に受けると、体は軽くなり、自分の体ではないような感覚になります。また筋肉を柔らかくするということは、その中を通っている血管も柔らかくなるため健康にもいいです。現在は再び大学教員に戻っていますが、その経験を元に3大理論を更に進化させることにつながりました。

 

 北海道にはパーソナルストレッチ専門店が、まだ札幌に1件しかないようです。(個人ではあるかもしれませんが…)そのため、バスケの普及・強化だけでなくパーソナル・ストレッチも呼び込みたいと思っています。